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Posted by ミリタリーブログ at

2012年06月02日

ローバルの注意点

一応書いておきますか?
ローバルを使ったビンテージ仕上げの注意点!

1.下地銀露出部分から剥がれ易い
ビンテージ仕上げの場合、全体をローバル皮膜で覆っているワケではなく、下地銀の層と上塗りローバルの層が
露出していますので、その層と層との隙間に何かが入ればローバルが剥がれるかと思います。

2.シリコンスプレーの厳禁です。
1のような状態なので、シリコンスプレー等が層と層の間に浸透すればローバルが剥がれるかと思います。

3.元々、剥がれ易い部分は
これは、ローバル塗装時などに、その層と層の間に空気が入っていたり、ブルー液が染み込んでいたりして、下地銀とローバルの
食い付きが悪い部分かと思います。 下地銀露出部分にその傾向が強いです。

4.ローバルとは成分の96パーセントが亜鉛です
よって、溶剤による食い付きは元々悪いかと考えます。 銃本体を完全に厚く覆ってしまうような塗り方ならば、
下地にオイルやブルー液が入り込む事はなく、最終的に樹脂の本体を亜鉛で包み込んでしまうので剥げ難いかと思います。
この場合は、完全硬化後、シリコンスプレーしても我が家のデトでは時に問題はありませんでした。


これより下は自分に向けてのメモです。

5.下地銀塗装の硬化を待つ
自分用のローバル仕上げは下地にキャロムのスーパータフを塗った当日にローバル塗ってブルー液を塗り付けたのもあります。
不具合は出ていませんが、今後の作成は、スーパータフを塗って最低でも1週間はローバルを塗らないようにする。
キャロムの説明によると時が経てば強度が増す塗料ですが、塗った当初は他の同社スプレーより強度が弱い。(硬化してないと考えます)

6.ローバル塗装後の研磨
これも、今まではその日のうちに研磨していましたが、下地も上塗りも完全硬化していない状態で研磨してブルーイングは、やっぱ問題?
層と層の間に空気が流入したり、ブルー液が流れ込んだりしているので部分的に完成後、ローバルの食い付きが悪いトコが生まれる?
最低でも1週間は放置した方がいいかなと考える。

最後はお願い!

7.下地銀は剥がすな!
実験素材のローバル仕上げをお持ちの人は、下地の銀だけは剥がさないようにお願いします。
完全硬化すれば食い付きの良い塗料を厚めに塗っていますが、、もし剥がれたら、一度樹脂本体の状態に戻さないと直せません。
今回、テツさんのガバは運良く水抜き剤で剥離できましたが、遠い昔に全体をローバルで塗ったヤツは1年後に水抜き剤に入れても
ビクリとも剥げませんでしたし、メーカーも削り落とせと言ってる位の強さです。 
下地銀さえ生きていれば、ローバル上塗りしてのブルーイングは、そんなに難しくありませんので♪




ローバル自体はまだまだ未知の塗料です。 トイガンのブルーイング素材としてどこまで使えるのか、何が正しいのか? 手探りの状態!
ただ、これは、HWのブルーイングなんかも最初は同じだったと思います! 色んな人が試行錯誤されて、いくつもの手法が
NET検索すれば見つかる時代になっただけ? 一人でも多くのローバル使いが現れれば、自然と長所短所、やり方を共有できるかと。
まぁ、、興味のある方は、是非、私と一緒に人柱になりましょう!   以上、人柱通信でしたwww  

Posted by 塔四郎 at 16:09Comments(20)ローバル塗装

2012年06月02日

出戻りテツさんガバ

実験素材で仕上がりテツさんにお渡ししたローバルガバが翌日に戻って来ました!

テツさんが組み込み調整やグリップのウエイトUP作業をされていたら、フレーム部分のローバルが剥げた事と、、、
(まっ、これは古びた感じでいい感じですが)



スライド部分に「大ダメージが!」と、、送られて来た画像がこちらでした。




メール画像の時には、キズで下地が出て一部を黒くタッチアップでもしたのかなと思っていましたが、



完全に下地銀から剥離しています!! (ガビーーーン!!)
単純に下地銀が生きているのならローバルを上塗りするだけでいいかと思っていたけど、
これだと、一度、全部、剥離して下地銀からの塗り直しです! ローバルは硬化すると水抜き剤でも落ちなかった記憶が!!(汗)



スライドは面倒くさいのでフレームに目をやると、ここにも一部、銀色が剥げてHW下地が顔を出している!!



実際にはグリップを付ければ剥げの見える面積は少ないので、この部分は、部分塗装で誤魔化す事にした。



要らない軍手を上下に置いてマスキング代わり! (テープ切ったりして貼るの面倒くさいので)



で、キャロムのスーパータフを吹き付けて完成!!  微妙な剥離段差はローバルの厚塗りで消えるでしょう♪


フレーム作業の間に駄目元で水抜き剤プールに入れていたスライドは、なんとか剥離出来ました。
下地銀色の塗料ごと、ローバルが取れたって感じかな? てか、プールの中で荒めのスポンジやすりで削ったって感じ?



剥げてた部分のHW素材の色が他の部分と色が違う? 側面全体をスポンジやすりで研磨しても同じ色にならない! 謎だ???



ほんで、スライドはスーパータフ&上塗り茶色を塗ってローバル待ち! フレームは布で強く擦って落ちるローバルを剥離して、
その後にスポンジやすりでフレームも研磨したけど、ローバルがそれでも残っているトコは食い付きが良い所です。
ローバルはいくつか仕上げて来ましたが、以前に塗ったてるぱさんのトカレフなんかは、やっぱ、今回のフレーム同様に色落ちしやすかったです。
他の仕上げたモデルでも、ローバルが食い付く部分とそうで無いトコの差があります。 剥げやすいのは下地銀色の露出が多いとこかと?

露出部分は必然的に、銀下地とローバル塗料との食い付き層が露出しているワケで、その間にシリコンオイルが入ったり、
または空気が入りすれば、亜鉛96パーセントのローバルでは接着溶剤の力が弱く剥がれていく?
同様に、完全硬化後のブルーイングじゃないので、ローバル層と下地銀の層の間にブルー液が染みて食い付きが悪くなる??
とにかく、部分的に下地銀と食い付かないトコが必ずどこかにあるって事かな? 元々、下地のスーパータフも完全硬化には時間を要すし、
今回は、実験を兼ねて、下塗り銀塗装後、1~2週間置いてから、ローバルを塗る! ローバル塗ったら同様に期間放置してから、初めて研磨!
研磨終ったら、いつものようにブルーイングしてみようかと思います。

フレーム側を完全剥離してスライドと同様に仕上げないのは、現状のまま、ローバル塗って、時間を置いて染めて研磨しても
同じ部分の食い付きが悪かったとすれば、下地銀に問題があると考えられるから? 食い付く部分と食い付きの悪い部分の原因調査の為♪  

Posted by 塔四郎 at 09:04Comments(2)M1911系