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Posted by ミリタリーブログ at

2019年03月27日

ABS銀めっきへのブルーイング

めっき工房を用いてブルーイングした1号デト2号デトです。
今回、水面下で問い合わせがあったので、今までの内容をまとめながら、以前にもABSを染めた内容とか簡単に掲載します。

ステンレス前処理液を使えば、純正の銀めっきの上から染まる事は立証できたけど、
過去には、ステンレス前処理液を使わずに純正の銀めっきをスポンジやすりなどで研磨してから染めた事があります。



その時のデトがこれですが、この方法なら、めっき工房も使わずに染める事は可能なんですが問題点があります。
銀めっきをひと皮剥くように削った時に削り過ぎて下地の銅めっきが出てしまう事と、セレーションや刻印の中とか削れないので
上手く染める事が出来なかった事などが記憶に残っています。



そう言った点では、めっき工房を使ってステンレス前処理液で下地を作る方が楽です。
刻印などの凹んだ部分にはステンレス前処理液を大量に流し込むような感じでめっき工房で電気を流せば染まるしね。



以前に亜鉛塗料ローバルを塗って染めたデトはこれですが、ローバルはとにかく塗装してからの研磨作業が大変だし、その性質上、
どうしても厚塗りっぽくなるし、手間が凄く掛かると思う。 ただ、ABS製の黒地肌を染めるにはこの方法しかない。
又、銀めっきされた上に亜鉛塗料を塗っても食い付きが悪いし、ローバルはABS黒地肌に施す手法かと思います。



塗装と違って、ステンレス前処理液は電気で定着させるワケですからある意味メッキだから、その上から染めても塗装みたいに皮膜は
厚くならないのでシャープな仕上がりが可能かと?



めっき工房のセットや別売りのステンレス前処理液が必要だけど、知識のある人ならめっき工房無しで電気を流せば液だけでもOK?



ステンレス前処理液を使ってのブルーイングが便利なのは、この画像のように、金属製のトリガーやスライドストップ等も同様に染めれる事。
普通なら金属に施されたメッキを削って金属地肌を染めるんだけど、そんな面倒くさい事は要らない。



今回、いろいろと実験するキッカケとなったのが1号デトを最初に出品予告した時に、部分的に銀めっきのままの所を見つけて、
それを部分的に手直ししようと思ったのが始まりだった。



この時の状態は、8年位前に黒めっきしたデトを4年位前にその上からブルー液で染め直した品で、テッシュで乾拭きしても色が落ちたり
しなかったので、処理液を使っての色の定着性も大丈夫だとは思うのですが、知識の無い人間が手探りでやってるだけなので正直分からんです。




ちなみにめっき工房を使ってのブルーイングがお勧めの純正銀めっき素材としては、、、

今回の2号デトで使った一部銀めっきが取れて黒い樹脂が現れてるような物なら、、



銀めっきの時よりは目立たなくなる、、、つか、この画像の例だと目立っているけど、トリガーガードの濃く染まっている部分の色で
染め直せば、多分、傷は見えなくなるべ?



画像が暗いけど、このタナカのパイソン銀めっきモデルのように景色が歪んで映るヒケの多い銀めっきにも染めちゃえば目立たないかと?
現在の私はヤフオク放出作業で色々と試す時間がないけど、多くの方が色々と試してくれたら嬉しいんだけどな♪  

Posted by 塔四郎 at 09:00Comments(0)めっき工房ブルーイング