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Posted by ミリタリーブログ at

2020年09月27日

UMAREX/M1894は西部劇モデルではない

前回からの続きです。

プレートも仕上げ直してひと通り完成したので、今回は、UMAREXのM1894で大きく誤解されている部分を書きます。



まず、UMAREXとしては、元箱に「カウボーイ・ライフル」とか、、



「レバーアクション・エアライフル」とか書いているけど、どこにもM1894とは書いていない。構造的にM1894が該当するだけで、
問題なのは「カウボーイ・ライフル」「レバーアクション」と言う言葉のせいで勝手に西部劇の銃を連想してしまう事!(私もそうでした)



西部劇の銃として見たら、ストック後部のパットプレートが樹脂製である事や、



ハンマー後部のセーフティレバーなんかは、西部劇の時代には無かったはずだし、、



プラスネジも何本か見える所に使われていた。



実銃の世界を調べると、今でもM1894はいろんなメーカーが作っており、ハンマー後部にセーフティが付いたモデルも実在する。



パットプレートも樹脂製の物で似たタイプのデザインの物を見つけた!
ただ、プラスのネジだけは実銃で標準装備されてるのは見つからなかった、、、過去に海外製の長物トイガンを数丁持っていたが、
そのほとんどがプラスネジ仕様だったので、、このUMAREXも海外のトイガン事情でそうなった? 唯一の弱点(笑)



カウボーイとかレバーアクションと言う言葉で勝手に西部劇の銃を連想したけど、M1894(通称M94)自体は今でも生産されており
画像は日本製のM1894の画像で現在もホームページに掲載されています。



実際に発売された1894年は、西部開拓史も終わっており、時代はボルトアクションのライフルに変化して行った。
レバーアクションライフルは、地面にレバーがぶつかるので伏せ撃ちがし難しく軍隊に売れなかったのがボルトアクションを誕生させた?



ただ、、民間人は普通は伏せ撃ちはしないし、古き良き時代のレバーアクションを愛用する人は
ターミネーターにも居たし、



ジェラシックワールドにも居たじゃん!(笑)



西部劇のイメージが強いけど、100年以上の歴史の中で、いろんな口径が生まれ、時代の変化によってセーフティのついていない
銃は危ないし、安くて軽い樹脂製パットプレートの方が良いし、いろんなメーカーが手を加えて進化させたM1894を生産した。




カウボーイってネーミングで勝手に西部劇の銃だと錯覚しやすいけど、現代劇とも言える?私の好きな「フィアー・ザ・ウォーキングデッド」に
出て来るカウボーイ風のおっさんやおばさんもレバーアクションライフル使ってるし、別に西部劇の時代の銃じゃないのよね。



UMAREX・M1894には357マグナムのダミーカートが入るし排莢も出来る! でも、、レバーアクションライフルで357マグナム使うのか?
そして調べると実銃のM1894にも357マグナム弾を使うモデルは一杯あった!



次にウィキペディアで357マグナム弾について調べると、1930年代に作られた弾らしく、そうなると、UMAREXがモデルにしたM1894は
それ以降の物かと?1930年代の銃だとセーフティが付いていたり樹脂製グリップなども多用されて時代なのでおかしくないやん!



私もそうだったけど、勝手に西部劇の時代の銃だと勘違いしてたけど、1930年以降のM1894だと思えばUMAREXの造形はおかしくない♪
おかしかったのは3本のプラスネジだけ! それをマイナスネジに変更して我が家は猟銃路線に切り替えたのでした。



その後の調べでは銃がマイナスネジを使う理由は、野外で使う事を前提とした場合、プラスネジは水が溜まって錆びやすい事と、
専用のドライバーが無いと回せない事、、マイナスなら代用品で回せる可能性が高いからだそーです。
逆に海外製のトイガンでプラスネジが多いのは電動工具で回しやすいから生産性が良く入手しやすいからだとか?



ついでにどうでもいい雑学としては、1894年生まれの有名人! 経済界では松下幸之助さんやトヨタ自動車の創業者である豊田喜一郎、
小説家では江戸川乱歩さんと、その顔触れを見ると西部開拓史の時代じゃないのが分かるよね?
まっ、でもレバーアクションライフルは西部劇のイメージが強いのでどうでもいいか、、、、、そんな事は?(笑)  

Posted by 塔四郎 at 10:00Comments(0)UMAREX・M1894