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Posted by ミリタリーブログ at

2021年04月11日

華山マッドマックス完成

前回からの続きです。

銃本体もブルーイングから1か月近く様子を見て専用ケースも完成しましたのでいよいよ出品出来そうです。
画像が今回の出品物となりますが、完成披露も兼ねて内容をご紹介して行きます\(^▽^)/
画像総数は60枚以上ありますので、通信環境の弱い方は閲覧注意です(汗)



まず、専用ケース内には2センチ厚のウレタンマットを上下合わせて2枚ずつ敷いており、それぞれの上側マット
のみに余り物の青い布を接着しています。 華山のマッドマックスは三分割して収納します。



華山のマッドマックスはハドソンと同様に、工具も無しで簡単に三分割が出来るのが魅力のひとつだと思います。
フォアグリップの下のレバーを画像では分かりやすくする為に工具を使っていますが、指先が入りやすいように
削って加工済みです。加工しないと華山製のマッドマックスは指が入りにくいので♪



レバーを引けば、このように簡単にフォアグリップが外れます♪



次にバレル開閉レバーを動かすとバレルがレシーバーから外れます。



たったそれだけで三分割! 組み立ては逆手順するのみで、大昔、ハドソン製が新発売された頃、
銃の分解など出来なかった私が意味もなくバラしては組み立てて遊んでました(笑)
せっかく、こんな素晴らしいギミックがあるのだから三分割して収納できるケースにしました。



マッドマックス本体は金属も木材も仕上げ直してリアルになればなるほど巨大な華山製のガスシェルに違和感を覚え、
PPS製ガスシェルが使えるシェルホルダーをヤフオクで購入しました。 これらは樹脂製で削って調整しており、
通常の使い方では破損しないと思いますが出品者様のご厚意でハンマーとエジェクターの予備も1丁分同梱します。



PPSシェルはアマゾンで5個セットの物を購入! 



元々はタナカ製のガスシェルのパクリで治具を使ってガスを入れるタイプです。
シェルのサイズは実銃サイズより少し小さいですが肉眼では同じに見えるくらいの大きさです。



リムには刻印もあり華山製のシェルとは大違いでリアルです。



向かって左からPPS、ダミーカート、華山製です。



中折れ式マッドマックスはバレルオープンして、このように飛び出たシェルを指で摘まんで排莢したりするし、
リム後部の見た目は重要かと思います。



ちなみに華山製のリムだとこんなんです(笑)
今回、PPS用に加工しましたので同梱の華山製シェルに戻す場合は同じく同梱のノーマルパーツに組み替えが必要です。
華山だと一度に24発、PPSだと3発とBB弾の装弾数の違いはあります。



で、シェルの収納ケースも購入しました! 
PPSシェルにはガスを入れる時の治具が必要なので当初はこんな感じでホルダーに入れてましたが、



見た目も悪いし、以前タナカのガスショットガンを所有していた時に、同様の治具を紛失した覚えもあったので
ダーミーカートにドリルで穴を開けて、その穴に治具の細い棒を差し込んで収納させます。



一応、シェル側面には指先が入るようにして治具を取り出しやすくしています。



PPSシェル、ダミーシェル(ダミーカート)と、治具収納用シェルが並びます! これなら治具も紛失しにくい?



市販のアンティークケースを改造して、その他の付属品を収納できるようにしています。
ウレタンマットは2枚重ねで見えない下側のマットに華山製のシェルを3発入れています。
元々は2発でしたが、ある日突然、ガス入れたまま放置してたらいきなりガス漏れ? その後はガス入れても
漏れていませんが1発新品で購入しました。調べるとガス漏れしやすいのが華山製の欠点みたいですね。



そのマットの下には、PPS用の予備のハンマーとエジェクターと、取り外した華山のハンマーとトリガー、
同様に華山マッドマックスの欠点であるプラスネジ類(本体の見える部分はマイナスネジに変更)が入っています。



華山製とPPS製のシェルのガス漏れしやすい部分のOリングもNETで調べて購入してたので同様に収納しておきます。



で、マットの上にはトリセツと弾速記録の紙が置いて、その上に青い布を接着したウレタンマットを敷いて隠してます。



上蓋側も同様に2枚のウレタンマットを重ねて入れて、布を貼った方にはシェルケースを2個挟んでおり、ケース毎の
取り外しも可能で、PPSシェルが3発、ダミーカート4発、治具入れシェル1発が収納されており、



アマゾンで購入した小さな亜麻袋には適当な文字を入れて、



PPSシェル2発と治具2個と華山付属のBB弾が入れて、普段はこの小袋の中身だけ持ち歩けばOK\(^▽^)/



それら全てがこのケース内に収納されています。



上蓋側のシェルケースは固定位置にしか収納出来ませんが銃本体側のウレタンマットは平面なままなので
適当に配置できるようにしています、、、適当に三分割した本体を放り込んで下さい(笑)



では、ここからは本体側の説明です。
簡単にご説明すると、木材は一皮剥いて仕上げ直し、金属パーツは塗装を落として黒染めですが詳細は以下の通り。



華山製マッドマックスの難点とも言えるプラスネジを排除して見える部分はマイナスネジに変更しています。



次にハドソン製もそうですが、前後のトリガーの配置が一般的な実銃とは逆だったので左右のトリガーを付け替えてます。
それにより丸見えだったツールマークは除去して染め直し、実銃と同じように右バレルから発射するようになってます。



グリップエンドとグリップの間には薄い白いプラ板を挟みました。



ノーマルだとバレル下部に二つの穴と上部にはフロントサイトが付いていたので2㎝位かな? 切り落としました。
それから、ハンドガード?フォアグリップのレバー部分に指が入り難いので削って入りやすくしました。



銃口は切断後に整えていますが、あえて数か所に深い切断痕を残しています。
元々が復讐に燃える男が鉄ノコで切断していたような、、、、まぁ、、映画の記憶なんですけど(笑)



バレルと一体成型のリアサイトは私のスキルでは完全に削り落として新たにセレーションを掘るのは不可能なので
謎の長方形の物体に変身させました! なんのパーツだか分からないけど、、リアサイトよりはマシ?



ブルーイングは最終的な染めから約1か月放置して大きな変化はなかったのでこのまま出品します。



染め自体は金属地肌を鏡面まで磨いてバーチウッドのブルー液で染めてコンパウンドで磨いてます。
部分的にはご覧のような映り込みもあります。



色褪せて使い込んだ感じの色合いですので、今後の使用で更に色褪せると思います。



気になるようでしたらリブルーをお願いします。



木材は過去の製作記事を見れば分かりますが漂白剤を使っており、それを削り落として、オイルスティン、
ワトコオイル、アマニオイル、油性ウレタンニス&溶剤で拭き取りをして仕上げ直しています。



ノーマルより2センチ位短くなった銃身。



リアサイトは左右バレルの連結パーツ風?(笑)



セーフティなどいくつかの金属パーツは純正黒塗装を剥離したら銅メッキ処理されていたので、
ブルー液の乗りが悪くめっき工房を使って黒っぽくしています。



黄色っぽい部分が漂白剤で色を落とした名残りで本来現れない色が追加になった事や、上塗りのニスを
溶剤で拭き取った部分が艶消しになっていたりと古びた仕様を再現しています。



ハンドガードの裏側などは汚い感じで染めて、大きなプラスネジは小さなマイナスネジに変更。



バレルの裏側も汚い感じで染めて、フックの付いている金属パーツ類は銅メッキだったのでメッキ工房で黒っぽくしています。



これも銅メッキだったので、めっき工房で黒くしていますが、正しい使い方で色を付けていないので食い付きは悪いと思います。



と、まぁ、、そんな感じに手直ししたマッドマックスです。



基本的にブルーイングなので光の加減などで様々な色合いに見えます。
今回のブログは部屋のいろんな所で撮影していますので同じ品ですが違って見えるかと思いますがどれも正解です(笑)



見た目の出来栄えは個人的には満足しています。



まぁ、、箱出しの時と比べたら別物だし、モデルガン派の方でも満足していただけるのでは?



この見た目で巨大な金属製華山シェルはおかしいのでリアルサイズに近い樹脂製PPSシェル仕様にもなってるし♪



外した純正パーツやPPS用の予備パーツや、買ったけど使っていないシェル用のOリングやダミーシェルなど同梱多数!
ブログの過去記事を参考にすれば、戻そうと思えば華山シェル式にも戻せます(笑)



元々は新品購入で華山シェル時代でも5回くらいしかガス入れて撃ってないし、PPS仕様に内部を変更してからは
3回も撃っていない、、、つか、5発あるPPSシェルの半分は未使用かと?



金属と木材、、、いい感じの色でしょ?



もともと、しっかりとした作りだったので外装を手を加えればハドソンのモデルガンより金属製なのでリアル。



BB弾を入れての実射性能は無視しています。
インナーバレルが付いていませんし、PPSシェルには3発BB弾が入り、一度だけBB弾を入れて試射してます。



24発BB弾が入る華山製シェルで試射した時よりは球数が少ないせいか華山よりパワーがあるように感じましたが、
通常のガスハンドガンより上のパワーでは無い様に思います、、だってインナーバレル無いし。



あくまで白煙のような生ガスと3発の散弾を楽しむ方向けです。
片手で構えるには重たいくらいの重量あるし、一生のコレクションに出来るかも?



木目も白いプラ板も最高!(笑)



アップに堪える質感。



いかがですか?



曇りガラス越しの太陽光に当たった色合い。



実銃同様の右トリガーが前側に位置するように左右トリガーを入れ替え済み! 右バレル、左バレルの順で発射します。



イメージは映画に出て来た感じ?



映り込み\(^▽^)/



専用ケース入りで装弾不可のダミーシェルが5発(1発はPPS用の治具入れ)
装填発射可能なPPSシェルはも発(2発は小袋の中)、華山製シェルは3発ウレタンマットの下に隠してます。



小袋には適当な文字を入れてPPSシェル2発とガス入れ治具2個とBB弾が入ってる。



ヤフオク用に買ったけど、満足できるように仕上げたら大量にお金を使ってしまった!
よって当初の予定より大幅にスタート価格が上回りますが、この内容ですので決して高くないかと?



元手が掛かり過ぎているのでヤフオクスタート価格は6万円です。



即決価格は9万円!



ただ、、6万円で、この見た目と質感と内容なら絶対に安いと思うけどなぁ?
ここまで仕上がったマッドマックス待ってた人いるよね?



あっ、背景物は出品とは無感性の私のM1894コレクション物ですのでお間違え無く(汗)



究極のマッドマックス!



PPSシェルだとバレルオープンした時の繪面が最高なんですけど\(^▽^)/



ただ、通常バレルを閉じる時はエジェクターやハンマーの爪は引っ込んでぶつからない仕様になっていますが、例えばトリガーを
指で引いたままだと樹脂製ハンマーの爪がレシーバーから出たままになりバレルを閉じれば樹脂なので破損します。



てか、、トリガーは撃つ時以外は引かないのが基本だし、普通に作動させていれば問題無いけど、例えば経年変化でオイル切れや
ゴミの付着などでエジェクターやハンマーの戻りが悪くなったら清掃注油などしないと破損する可能性が考えられます。



まぁ、、それでも破損した場合は、ハンマー2個とエジェクター1個の予備パーツも同梱しています。
使用したPPSパーツの製造販売元サイトで新たにパーツ購入も出来ると思うし、華山シェル仕様にも戻せます。



中折れ二連散弾銃のソウドオフ!



外装は木と金属!



カテゴリーはリアルカート式ガスガン!



華山の特徴的だったエzツジの立った角ばった木材は削って丸みをもたせてます。



木材の光沢が白く濁ってる部分は溶剤でニスを落として経年劣化を演出したところ\(^▽^)/



あとは、これで天然の傷や色落ち、そして、それらの修復を繰り返せば、より、リアルに?(笑)



この黄色い木目部分は漂白剤で色落ちした部分で、いい隠し味になってるでしょ?



つう事で出品物の画像!
スタート価格は6万円だけど、元手が掛かっていますのでご理解のほど(汗)



     

Posted by 塔四郎 at 10:00Comments(2)華山マッドマックス